Q & A
1. 学科についての質問
Q1-1. どのような先生がいらっしゃいますか?
A1-1. 物理学,機械工学,電気電子工学を専門とされている教員からなっています。なるべく多くの学生のニーズに答えるべく、幅広い分野から教員を集めています。
Q1-2. 在校生の方々はどのようなキャンパスライフを送っていらっしゃるのでしょう?
A1-2. 授業の予習、復習、実験のレポートなど、勉強に充実した毎日を送れるだけでなく、文科系と同一キャンパスなので、サークル活動等を通じて異なることに興味を持った人たちと出会えます。
2. 入試・入学についての質問
Q2-1. 具体的に上智大学を見てみたいのですが。
A2-1. 上智大学では毎年夏にオープンキャンパスを行っています。大学の授業を模擬体験できる貴重な機会です是非ご参加下さい。(オープンキャンパスの開催時期は夏前に発表されますので時期が近づきましたら本サイトのお知らせを確認してください。)
Q2-2. 上智大学の最寄りの駅はどこですか?
A2-2. JR, 地下鉄丸ノ内線、南北線の四ツ谷駅です。キャンパスは駅の目の前という好立地にあります。
Q2-3. 上智大学の機能創造理工学科に是非行きたいのですが、過去問をやってもなかなか点が取れません。
A2-3. 満点を取る必要はありません。6割程度が合格最低点です。「科学・技術には興味があり、よく分かっているつもりだけれど、短時間でたくさんの問題を解くのは苦手」という人は、指定校制推薦・公募制推薦の利用をおすすめします。
Q2-4. 私立大学は授業料が高いので,学費が心配です。
A2-4. 日本学生支援機構からの公的な奨学金の他に、上智大学独自の様々な奨学金が用意されています。
Q2-5. TEAP利用型入試に合格して入学した場合と学科別入試に合格して入学した場合とでは、入学後に違いはあるのですか?
A2-5. ありません。入学後は、両者とも区別なく扱われます。
Q2-6. 化学(生物)で受験したいと思います。合否に不利に働いたり、入学後に履修科目を制限されたりすることはないですか?
A2-6. ありません。入学後に化学(生物)に関連した科目が少ないからといって、入試の合否で化学(生物)受験者を冷遇することはありません。入学後は、物理受験者と区別なく扱われます。
3. 実際の授業に関しての質問
Q3-1. 授業が難しそうなんですがついていけますか?
A3-1. 講義は難しそうに見えますが、教員が丁寧に教えてくれる上、質問にも快く応じてもらえます。また演習科目が充実しており、授業で分からなかった点も演習で補えるようになっています。少人数教育の利点が十分生かされています。
Q3-2. 高校時代,実験なんかしたことないんですが、講義概要を見ると毎年、通年で学生実験があり不安です。
A3-2. 少人数教育を生かして、丁寧に実験を指導します。また,3年間通年で実験を基礎から学びますので、高校で実験をやっていない人でも,不安になることはありません。
Q3-3. 機能創造理工学科では物理を多く使いそうですが、高校で物理を習っていなくても授業についていくことはできますか?補習を受けなければいけませんか?
A3-3. 確かに機能創造理工学科では、物理学をベースにした専門科目が多く、物理を習っていた方が有利なのは事実です。しかしながら、物理を高校で履修していない人が入学することも想定していて、物理を習っていなくても、入学後に努力すれば授業にはついていけると思います。
Q3-4. 機械工学、電気電子工学、物理学の3つを学ぶことになるのでしょうか?大変な割に身に付かないのではないですか?
A3-4. これらの学問体系にとらわれず、自分が興味を持った部分を集中的に学べるので、大丈夫です。教員は、そのための履修科目のアドバイスを行います。
Q3-5. 幅広い分野をカバーしているということは、授業の数も多いのですか?
A3-5. 用意されている講義数は確かに多いかも知れません。しかし、融合的科目を設けたこと、カリキュラムを効率化したことなどから、従来の学科に比べ圧倒的な数の増加にはなっていません。また、卒業に必要な単位数は従来の学科とほぼ同じです。
Q3-6. 専門的なことを早く学びたいのですが、1年生から学科専門科目を取ることはできますか。
A3-6. それぞれの科目には履修年次が定められており、1年生における専門科目は非常に少ないです。ただ、理工学総論など、専門性に触れる科目があります。
Q3-7. 実験実習という科目はどのようなものですか?
A3-7. 実験実習は、1年次から3年次にかけて、理工学の基礎的な課題から専門分野と深い関わりを持つ専門的な課題までを実践的に学ぶ科目です。まず1年次において、理工学の基礎科目、すなわち物理、化学、生物および情報に関する基礎的な実験実習を行います。これにより、理工学に携わる技術者・研究者としての知識・技能の基盤形成を目指しており、本学理工学部の特徴的カリキュラムの一つになっています。さらに、2~3年次にかけて、将来の研究教育の基礎となる知識および技能を実践的に身に付ける実験実習科目が用意されています。
Q3-8. 数学が好きで得意なのですが、数学を学べますか?
A3-8. 数学には、数学という学問を追究していく純粋数学と、数学を道具として活用する応用数学とがあります。いずれも学ぶことは可能です。ただし、前者については「情報理工学科」の方が良いと思われます。
Q3-9. 物理が好きで得意なのですが、物理学を学べますか?
A3-9. 物理学にも、自然の物理現象を理論的に追究していく理論物理学と、実験や観測を通して自然現象・物理現象を探求する実験物理学とがあります。いずれも学べます。
Q3-10. 英語が好きで得意なのですが、語学の勉強はできますか?
A3-10. 上智大学ですから、もちろんできます。一般的な英語だけでなく、科学技術分野に特化した、「科学技術英語」も学べるのが大きな特長です。
4. 進路・資格について
Q4-1. 卒業生の進路はどうなっていますか?
A4-1. 過半数が大学院に進学します。進学者の多数は上智大学の大学院へ,数名から十名ほどが他大学の大学院へ進学します。就職先に関しては、大学・大学院で学んだ専門を生かして技術系職種である研究・開発を中心としたメーカーへ大多数が就職します。その他、分析力や IT 技術を活かして金融関係などへ就職する学生もおり,活躍しています。
Q4-2. 就職活動が不安なんですが。
A4-2. 就職する学生には,上智大学のキャリアセンターと学科の担当教員が親身に相談に乗ってくれます
Q4-3. 学部で卒業した場合と大学院に進学した場合では、どちらが就職に有利でしょうか?
A4-3. ケースバイケースですが、一般には進学した方が有利だと思います。特に、専門性を生かした仕事をしたい場合は、大学院への進学をお勧めします。
Q4-4. 学科の名前が変わって、他大学の大学院に進学する時に困りませんか?
A4-4. 上智の大学院では伝統的な学問分野による領域制をとっていて、機能創造理工学科では多種にわたる領域に進学する事ができます。他大学に進学するときにも基本的には同じような状況になりますので、特に問題にはなりません。
Q4-5. 将来、研究者になりたいのですが、可能でしょうか?大学教授にもなれますか?
A4-5. 学科で行われている研究は、最先端のものです。本学科での経験は、研究者になっても役立つに違いありません。大学教授なら、まずは大学院の博士課程まで進学しましょう。そうすれば、教授への道が見えはじめます。本学の教授にも、上智のOB/OGが沢山います。
Q4-6. 将来やりたいことが見つからないのですが?
A4-6. 最初は多くの方が同じ悩みを持っています。機能創造理工学科では、ハードからソフトまで幅広い分野の研究室で構成されているため、入学後いろいろな講義や実験実習を受けてから、自分が興味を持った分野に進むことができます。大いに大学で悩んでください。